札幌(とか)の銭湯を(おふろニスタが)行く

家が火事になりましてね。風呂がないんですよ。で、チャリで札幌の銭湯を巡っていたら、いつの間にかおふろニスタになっていました。中年男性がお風呂が好きだと叫ぶだけのブログです。

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

ブログ名は『札幌の銭湯を(銭湯初心者が)行く』から今の『札幌(とか)の銭湯を(おふろ二スタが)行く』に変えました。札幌の銭湯巡りをする人から、札幌以外にも行くようになったし、ハンドルネームを『銭湯初心者』から『おふろ二スタ』に変えたからです。

ハンドルネームは札幌の銭湯スタンプラリー達成をきっかけに『銭湯初心者』から『おふろ二スタ』に変えました。由来は、アルコ&ピースのラジオで春雨好きを「春雨二スタ」、土岐麻子好きを「あさこ二スタ」と表現しているのが好きでそこからです。

ちゃんさかの結婚報告がどのラジオでどういうふうにされるのかが楽しみです。

はてなブログを始めたきっかけは?

家が火事でなくなったからです。私の地元では家が燃えたらブログを始めることになっています。古臭いしきたりですね。

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

sapporo-sento-syosinsya.hatenablog.com

夏目漱石とバックトゥザフューチャーとかぽーんとアマデウスが鶴の湯の湯船の中に上手に混ぜられたと思います。「これ以上は書けない」という思いが自分の中にあり、新しくブログを書こうと思うときにいつも壁に感じます。

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

最近はあまり書きたいと思うときがなくて自分でもどうしてだろうと思っています。それだけ自分の中でお風呂に行くことが日常になったのかな、とも思います。

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

4記事あります。それぞれ

①雑談1)たばこ

⇒おもしろくなくてボツにしました。「あまりにも」すぎです。

②せん湯とごはんvol.1)豊平区美園『松竹湯』と豊平区美園『キッチン一力』

⇒冒頭部分の悪口が多くなりすぎて、書き直したものをアップしました。

③せん湯とごはんvol.6)豊平区美園『望月湯』と中央区南18条『こく一番』・中央区南4条『台北一番』・豊平区豊平『更科』

⇒途中で書くのをやめていました。なんでだろう。

④銭湯四方山話 その参)昔話みたいな話

⇒これも書き直す前のものだと思います。アップしてあります。

自分の記事を読み返すことはある?

あります。自分のことはあまり好きではないのですが、自分の文章はわりと好きです。

好きなはてなブロガーは?

購読リストに登録している方たちのブログをよく読んでいます。札幌の方たちは特に応援しています。

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

10周年おめでとうございます。

10年前は何してた?

結婚してました。たぶん。違うかな。よく覚えてません。

この10年を一言でまとめると?

失うことの多い前半5年と空白を埋めるための後半5年。

extra13)中央区北10条 さかえ湯

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さかえ湯は万人に好かれる銭湯だ。

誰に紹介しても「素敵な人。いい人見つけたのね」と言われる、間違っても友だちから「え?あいつのどこが好きなの?」「考え直したら?」「あんた、昔っから変わった趣味してるもんね」など聞かれる余地などないパートナーのような。

『君がいるだけで』や『バックトゥザフューチャー』みたいに非の打ちどころのない名作のような。

それがさかえ湯だった。

だから、廃業するなんて夢にも思わなかった。

ーーーーーー

緊急事態宣言のさなか、札幌市民は区を越えた移動が見つかると打ち首獄門市中引き回しにされてしまう、とごく一部でまことしやかにささやかれたり、ささやかれていなかったりしている。

中央区(ほぼ西区)に位置するさかえ湯に行くには、東の人間である私は西側の人間のふりをしなければ危険が危ない。だが、なんとしてでもさかえ湯とさようならをする必要がある。なんとしても、だ。区切りをつけなければ終わりが見つけられない。

さようならは私のためにある。

だから、闇夜に紛れることに決めた。

これまで世を忍ぶ仮の姿で生きてきた。闇に隠れるのは私の最も得意とするところだ。誰にも見つからず、西区民、中央区民の目をごまかしてやる。この日のために私は自分をごまかしながら生きてきたのだ。

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最初で最後の夜のさかえ湯。

中秋の名月を間近に控えた月明かりがフィナーレを迎える銭湯を照らす。

なくなるのか、ここが。

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少なくない人たちが、物言わず、黙々と湯を浴び、サウナに蒸され、露天の人工芝に横たわっている。

夜のさかえ湯。

朝早い場外市場の人たちはきっと使わない時間帯だ。今いるのは市場に関係のない夜の住人達ばかり。私もその中の1人だ。

ーーーーーー

サウナで蒸され、水風呂で冷やされた体に秋の空気が染みる。寝転ぶ裸の男たち。夜空に浮かぶ月。その横に赤く光る木星

ここにあるすべてがあと幾日かでなくなる。ジャグジーも、ボディシャワーも、ロッカーも、フロントも。

それをずっとなくならない月が見ている。その月をなくなる場所から見ている。たぶん、見ている私もやがてなくなる。

夜風が体をなでる。

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ひとりひとり仕切られているカランでも、物思いが続く。

この仕切りも、このカランも、更地になる。

バックホーがうなりをあげる。シャワーヘッドたちがトンパックに詰め込まれる。お湯の抜かれた浴槽に土煙が舞い込む。

いずれの話ではない。必ず来る未来の話。しかも、やがて間もなく。

気もそぞろになる。

頭の中は激しく動いているのに、自分の動作に意識が集中しない。それでも、いつものルーティーンは続く。

洗髪

洗身

洗顔

歯磨き

整髭

ショリ

……え?

……ショリ?

…………!?

あーーーー!!

あごひげそっちゃったじゃーん

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鏡に映った私の顔はつんつるてんだ。

ずいぶん久しぶりに見た気がする。

最初で最後の夜のさかえ湯。つんつるてんの中年男性。それを眺める中秋の名月

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たとえば、君がいるだけで心が強くなれること。なにより大切なものを気づかせてくれたね。

ありがちな罠につい引き込まれ。思いもよらない悔し涙よ。

自分の弱さも知らないくせに。

強がりの汽車を走らせていた。

めぐり合ったときのように、いつまでも変わらずにいられたら。

うおううおうちゅるーはー

うおーうー

ちゅるはー

うおーうー

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ちゅーるはー

リライト⑤)■五、白石区菊水 菊水湯【2020.3廃業】

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札幌に来るスポーツ選手、芸能人は口をそろえて言う。

「すすきのが楽しみだ」と。

札幌開拓の歴史の中で、厳しい原野を切り拓くための活力を遊郭に託すことに決めた当時の政治力には驚嘆を隠せない。

疲れたら、女の肌が恋しくなる。[1]それは昔も今も変わらないのかもしれない。

歴史あるすすきの遊郭を語るうえでは、外せないある土地がある。それが白石区菊水という地区だ。

時代の流れの中で、すすきのから白石菊水地区へ遊郭としての機能の一部が移った。すすきの遊郭と白石遊郭。華々しい男と女の交錯の影に、たくさんの憎悪と利害が渦巻いたろう。

やがて、法による規制に伴い、赤線、青線として細々とすたれていく遊郭たち。脈々と続いていた華々しい遊郭の歴史は現代に至るうちにさびれ、潰された。

そして、性のはけ口として、男たちの癒しとして、男女の社交場として、人間交差点としての機能に磨きをかけ続けたすすきのは『遊郭』から東北以北最大の『歓楽街』になった。

対して、法から外れた価値を追求してきた青線は跡形もなく消失した。

その残り香は数件の建物にほのかに感じるだけ。今ではもうその歴史すら知らない新しい住民が集う住宅街だ。

これが白石区菊水である。

豊平川の近くには深めがいのある文化史が眠っている。

――――――

現在の菊水には、かつての面影はまったくない。探せばあるのかもしれないが、大体の場所は探せば何かしら見つかる。どこにでもある「探せば見つかる話」を改めてする必要は特段ない。

大雑把に言えば、どんな歴史を持つ地域でも、地下鉄が通ったら時間をかけて治安が良くなる。札幌ではこれが公然の秘密[2]だ。

そんな豊平川沿いの地で、昔から湯屋の華々を迎え入れてきたのが『菊水湯』である。

菊水湯は番台スタイル。真駒内湯に続いての体験だ。どうやら、私の体験が狭いだけで、平成の末の世[3]にも番台スタイルは根強く残っているようだ。

菊水湯がどんな銭湯だったか。

端的に書こう。

最高でした!

私の体が鷹の湯からの系譜に慣れているせいでもあるのだが、熱すぎないサウナと冷たすぎない(バイブラっていない)水風呂が体にしみる。

サウナは銭湯というよりはスーパー銭湯といってよいほどの広さだ。2段になっているので、より熱さを求める場合は自分のさじ加減でいかようにもなる。しかも、テレビ付き。

水風呂は水量が多く、ちょっとやそっとでは温度は変わりようもない安定感がある。

きわめて私向き・初心者向きの銭湯、それが菊水湯だ。

そして、菊水湯において、私を最もニルヴァーナさせたもの。それが『ぬる湯』[4]の存在である。

3回目の水風呂のあとの休憩でいつも通りニルヴァーナに達した。

その直後何となく、菊水湯の1番ぬるい湯船につかってみた。本当に何の気なしに、である。

おそらく38℃とか39℃とかではないだろうか。足を伸ばせるほど広い湯船ではない。

広い湯船ではないのに……

足も伸ばせないのに……

なのに……

イヤーーーーーーん

2カイメーーーーーー

2カイメキチャッテルーーーーーー

サッキモタッシテルノニーーーーーーー

マタタッシチャッテルーーーーーー

こんなに体がぬる湯を求めていたなんて知らなかった。そして、こんなに気持ちのいいものだなんて。湯船から上がれない。でも、1人しか入れないから独占しっぱなしってわけにもいかない。なんだったらこのままぬる湯につかって生きていきたい。イキテイキタイタイタイーーーーーー!

水風呂3回のあとに、その銭湯で1番のぬる湯につかる。新しいルーティーンがこうして生まれた。初心者を恥じる必要はない。初心だからこそまだまだ伸びしろがあるのだ。

創業昭和5年だという菊水湯。きっとこうやって札幌の華を潤し続けてきたのだろう。熱い湯、ちょい熱い湯、ぬる湯。そして、水風呂。

この4つの湯舟が札幌の裏文化史[5]を支えてきた。

 

[1] たった2年の間に、この表現も危うく感じるようになった。ここ数年の社会の大きな変革を感じる。

[2] 安部公房の『砂の女』か『方舟さくら丸』で見て感銘を受けた表現。でも、どっちだったか思い出せないから検索してみたところ、安部公房の短編集『笑う月』に『公然の秘密』という作品があった。人間の記憶のいかにあいまいなことよ。

[3] この時点では平成だったことに驚く。令和へと時代が動くと同じく菊水湯は90年の歴史を閉じた。2021年8月現在、菊水湯のロッカーは同じく白石区の銭湯・美春湯で使用されている。

[4]岩を模した壁面からお湯が流れ落ち、その先の赤いタイルの小さな湯舟はいつも緑色のお湯だった。もう二度と入れない。

[5]光と影の交錯点としても銭湯はおもしろい場所だ。だから、銭湯に行こう。それも自分の地域の銭湯に行こう。

リライト④)■四、南区真駒内 真駒内湯

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札幌の野良犬の数はさほど多くない。個人的に言えば、ここ数年、野良猫はたびたび見かけても、野良犬は1度も見ていないくらいには少ない。

それに対して、よく見かけるのが野良狐である。1年に4~6回は遭遇する。

彼らはふいに現れ、不意に消える。公園、川、山、緑のある場所など、そこかしこにひそんでいる。だから、野良犬対策よりも、野良狐及びカラス対策に追われる町内会は多い。ゴミステーション(方言)[1]を野良から日々守るのが町内会の大切な仕事の1つである。

でも、これは札幌の中心部に近い地域での話だ。南区、特に真駒内あたりを超えてからはさらに気をつけなければならない野良がいる。

野良熊である。

私が中学生のころには市内の中学校の校庭に熊が現れ、当該校が臨時休校になった例もある。もちろんそんなかわいい話ばかりではない。

『熊害』で検索すれば、かの有名な三毛別羆事件に並び、札幌丘珠事件[2]を探し出すこともできるだろう。

だから、南区真駒内の住民は言う。「夜のサイクリングロードは怖いよ……熊が」と。

――――――

サイクリングロードは自転車界の高速道路である。私も通勤によく利用している。[3]

札幌では森の中を駆け抜ける白石のこころーど、そして、豊平川の河川敷を走る豊平川サイクリングロード(正式名称はよくわからない)が有名だ。どちらも気持ちの良い自然をお手軽に満喫できる。

私がよく利用するのは豊平川河川敷。今くらいの時期だと、誰かしらがジンギスカンか、BBQか、花火か、を必ずしている。陽気な人たちとほがらかな家族御用達の場所である。

とはいえ、いくらすがすがしい自然の中を爽快に走ったとしても、汗はあとからあとから吹き出てきてしまう。通勤前だろうと、通勤後だろうと。

不快である。

とても不快である。

そうだね、ニルヴァーナだね。[4]

――――――

どこの銭湯でも、暗に問われる質問がある。

あなたは男ですか?それとも女ですか?[5]

いつもなら料金をフロントで支払ってから答えればよかった。しかし、真駒内湯は違う。入口の時点で自分の性別を明らかにしなくてはならない。

私にとって生まれて初めての番台スタイルの銭湯。

それが真駒内湯だった。

番台スタイルの存在はもちろん知っていた。かつて銭湯が舞台のドラマやコントでは、女風呂と男風呂両方に目を光らせるおばあちゃんが座っていた。

それは私にとってブラウン管の中の光景だったが、2018年の札幌にも『時間ですよ』[6]はしっかりとあった。私の胸は熱くなっていた。

脱衣所から一歩中に入ると、富士山のタイル絵が目に飛び込んでくる。話に聞く、銭湯の富士山のタイル絵。私の心にはあの言葉が流れた。

『ラウンド1!ファイト!』[7]

規模は小さい。規模は小さいが間違いなくエドモンド本田[8]ステージだ。時間ですよを越えるとそこはスト2[9]の世界だった。気分は雪国である。

世界にはまだ知らないことがたくさんある。おっさんにもまだまだ初体験がたくさん残っている。

希望。

そうか、これを希望と呼ぶのですね!ありがとう、真駒内湯。心の中で『どすこい』と感謝を込めてつぶやきながら、いつも通り体を流し、すべての浴槽を体験する。

そして、また驚かされる。ウーハーがついているお風呂があったのだ。[10]

「ドンッ!ドンッ!」

1つの浴槽がビートを刻んでいる。それなのに、そのビートが何を意味しているのか入ってみてもよくわからない。周りを見ても、誰もビートを気にしている人がいない。

時間ですよ→エドモンド本田→ウーハー

ちょっとしたタイムスリップ気分だ。今、自分がいる年代を見失いつつ、サウナへと歩を進める。

シャーー

むわッ

ここでも初体験が!

銭湯でありながら、ミスト(スチーム)サウナ!

時間ですよ→本田→ウーハー→ミスト(スチーム)サウナ←new

展開に頭が追いついていかない。体もスチームに慣れていかない。

あれよあれよ、と時間だけが過ぎていく。何回目の水風呂だったろうか。頭に響いたのは

「あっぱっぱっぱー、やったー」

という春麗[11]の喜びの声だった。

エドモンド本田は負けた。スチームにか、ウーハーを理解できない自分の頭の固さにか、それはわからない。だが、おじさん[12]は負けてしまった。

とぼとぼとこうべを垂れながら番台のおかみさんに「ありがとうございました」と声をかけるのが精いっぱいだった。本当は満面の笑みで「おかみさん、時間ですよ!」と言いたかったのに……

あまりにも驚きが続くと心と頭がついていかない。それにつられて体の適応も鈍ってしまったのかもしれない。

自分の初心者っぷりと、老いによる柔軟性のなさ[13]が情けない。

そんな私の背中を真駒内湯の富士山は見ていてくれたはずだ。そう思うと少し慰められた気分になり、明かりのないサイクリングロードを熊にも襲われずかろうじて走り抜け、無事居候する家に帰ることができた。

スチームサウナと電気風呂への苦手意識。これの克服が今後のカギになりそうである。そう、まだ4/40しかスタンプラリーは進んでいないのだから。

 

次回、白石区菊水『菊水湯』

 

[1] じょっぴんからないのはあずましくない。

[2] 2021年6月18日、札幌丘珠事件以来初の人を襲う野良熊が東区にあらわれた。そのため同区内の小中学校が臨時休校に。同日、野良全裸男も現れた。

[3] 2018年当時。通勤に往復20km自転車で走っていた。2018年に比べ、2021年8月現在、7㎏ほどあれがあれしている。だが、学のない私にはそれが何を意味しているのかがとんとわからない。 

[4] そうだね、プロテインだね。エビバディパッション。

[5] 公衆浴場におけるジェンダーの問題はここに書くには余白が少なすぎる。

[6] 小学校の夏休みに10時から再放送されていた。女の人のおっぱいがたくさん登場し、見ちゃいけないドラマだと幼いながら感じていた。

[7]ストリートファイター2』の試合開始の合図。小学生のころ、『スト2ダッシュ』が1回50円で遊べるゲームセンターがあり、サイコクラッシャーばかりしていたので友人から嫌われた。

[8] スト2ダッシュでは百裂張り手をしながら前後に動けた。

[9] 「トンネルを越えるとそこは雪国だった」っぽくしたかったが、あまりにわかりづらく心配になったので次の文で種明かしをした。「『時間ですよ』にとんねるずも出ていた気がするなあ」という感傷も盛り込んでいる。

[10] これは果たして現実だったのだろうか。2021年8月現在再訪しておらず、この描写がなにを表しているのか編集中もよくわからなかった。

[11] ちゅんりー。警察官。中パンチを連打しながら前に進むだけで勝利が確定する。

[12]一人称が「おじさん」の年下ってむかつきますね。なんだこいつ。

[13]まじこいつ、なんなん?『老いによる』とかいらなくね?お前、感じ悪くね?